暑いという表現をとっくに通り越して、「あ、もうこれ終わったな」と、思考停止する季節になりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
新聞とペンを片手にみなぎるギャンブラー達の心を熱く燃やし、いくつもの競馬場の温度を上げ盛り上げてきた名馬ディープ・インパクトが先日、亡くなりました。
その名の通り、彼はその走りで競馬界に深い衝撃を与え、無敗の三冠馬となりました。
そんな彼が最期に思うことは何だったのか。誰にも知る由はないけれど、
現世では常に速さを求められてきたのだから、もし天国があるのならばゆっくりと過ごしてほしいと思います。
誰よりも速く速く先へ走った彼は、今はもう誰も追いつけないところまで行ってしまいました。
活躍は長かったのに、振り返るとあっという間にも思えます。
私達の人生も、きっとあっという間に過ぎていくのでしょう。
なにか小さなことでも、誰か一人の心の中にだけでも、”インパクト″を残せるように生きていけたら幸いですね。
と、名馬が見せてくれた流れ星のような輝きとともに、思い馳せる午後でした。